整形外科と聞くと、容姿にコンプレックスを持っている人が来院して、医師に相談をするといったことイメージする人が多い傾向にあります。また、相談をしてから、美容整形の手術を受けるということを想像する人も多いでしょう。しかし、整形外科で行っている治療は美容整形だけではありません。怪我などをして、骨や筋肉に異常を感じた人が、来院するケースが多数あり、外科的な治療を施すことが多いです。
美容整形を行っている医療機関に関しては、看板や外壁などに美容整形と大きく表示されているため、比較的簡単に区別することができます。あまり派手でない外観の建物で、整形外科と書いてあるクリニックに関しては、主に怪我の治療を行っている医療機関だという認識でいるといいでしょう。そのため、スポーツなどをやっている人の場合には、頻繁に整形外科に来院しています。捻挫などに関しても、適切な処置を施し、湿布などの医薬品を処方してくれるためです。
湿布は一般の薬局やドラッグストアなどでも購入することが可能ですが、医師の診察を受けて処方してもらう湿布は、怪我の状態に合ったものが選ばれるため、治癒するのが早いです。また、ギックリ腰などになってしまった人の場合には整形外科を受診するケースが多く見られます。その際には定期的に通院することが必要になり、中高年の女性が特に目立ちます。そして、できるだけ早い段階で診察を受ければ、あまり悪化しないうちに治るケースが多いです。